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涼宮ハルヒの動揺

涼宮ハルヒの動揺
谷川 流
発売日:
おすすめ度 ★★★★☆
売り上げランキング:71


★★★★★ 2005-09-04 5本立て
ボキャブラリーの応酬。そんな感じがする勢いのある短編がぎっしり。今までの物語の時間的隙間を埋めるようなサブストーリーばかりですが、その一つ一つがハイテンションなキャラ達を盛り下げることなく突き進んでいて。アニメで言うところの人の山場が終わって次のお話が始まる前に挿入されるような、短いけど物語に深みを与えてくれる、そんなストーリーがいっぱい読めて、得した気分です。

★★☆☆☆ 2005-05-11 痛ましいまでの駄作
通算六巻・三冊目の短編集。
実質的には四巻の『消失』で物語としては「終わっている」いるため、それ以降の展開は全て無駄である。
だから実質的に、この短編集にはこれからにつなげるものが何もない。
全ての話が重箱の隅をつつくかのような、瑣末な出来事の語り直しに終始する。
この新味のなさは、呆れるよりも哀れを催すほどだ。
そしてこの本を読んだ多くの人は、主役の筈のハルヒの影の薄さについて、驚きを禁じえないことだろう。
作者はストーリーを前に進めたくないために、物語を牽引するハルヒの存在が煙たくてしょうがないようである。
それも無理もない。
ドル箱のこのシリーズが自分の力で死ぬことなど、もはや出来やしないのだから…。
ただそれだけのことである。

★★★★☆ 2005-05-09 長門有希の変化
今までの、話の前後にこんなエピソードがありましたって感じの短編集です。
シリーズ通して読んでる人でないと、時系列がなんだかよくわからなくなるかもしれないです。
あとがきに、長編が出るはずが短編集になっちゃったみたいなこと書かれていますが、
私の印象も長編への繋ぎ的な印象です。
未来人、超能力者、宇宙人のそれぞれの特殊能力は普段よりあんまり発揮されなかったかな?結構普通の学園ドラマをやっとります。
個人的にファンである長門有希のトンでも能力の発揮される場面が少なかったのが残念。
でも、長門有希の変化はしっかり書かれてたのは良かったと思います。

★★★★★ 2005-04-10 大きな展開は次回に期待
 涼宮ハルヒシリーズ、お待ちかねの第6巻です。今回は前回と同じく、短編集になっています。よって、「消失」のような後々まで大きく響きそうな展開はありません(伏線ならありそうな気がしますが)。各話の感想はこんな感じです。

○ライブアライブ…「動揺」を文字通り表した話です。暴走だけがハルヒの全てではないということで。
○朝比奈ミクルの冒険(以下略)…「溜息」の映画をまとめるとこんな感じです。ぐだぐだの内容に解説(1割)とつっこみ(9割)を加えているキョンが笑えます。
○ヒトメボレLOVER…久々に話す知り合いからこんな電話かかってきたら話聞く気も起きないだろうな。
○猫はどこへ 行った?…物的証拠よりも限定的な状況における対象の絞込みですね。多分、すぐにピンとくる人が多いと思います。
○朝比奈みくるの憂鬱…最近、長門がメインの話が多かったけど、彼女も色々あるようです。今後の話にどう絡んでくるのだろう。

 涼宮ハルヒシリーズを通して、キャラクター達の微妙な変化が降り積っています。ハルヒがSOS団の秘密に気がつくのはいつなのか、気付いた時どうなるのか、それとも気がつかないままなのか。近々、何かありそうな気配はあるのですが。楽しみです。

★★★★☆ 2005-04-05 お待ちかねである。
タイトルに反して涼宮ハルヒが動揺している話は全く無い。あるのは、誉められろのに慣れてないので恥ずかしがる話、例の映画の話、長門が残念がる話、雪山推理イベントの話、ハルヒがヤキモチを焼く原因の話。長編を読んでないと、長編を忘れていると、ちとツライかも知れない。

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