機動戦士ガンダムの関連作品

映画

先述した劇場版三部作は、2000年にDVD化された際、5.1チャンネル用に
オリジナルキャスト(一部を除く)によるアフレコのやり直しや効果音、
BGMの細かい変更が行われている。そういった事情の元に製作された事もあり、
DVD版は内容こそ公開当時と全く同じであったものの、オリジナル当時に
映画を見た世代や、後にビデオで映画版を見た人達には違和感を覚えた人が多く、
ファンからはオリジナル音声版の発売が望まれている。


レコードドラマ(CDドラマ)

テレビ版放送終了後の1980年に中島紳介と氷川竜介によってキングレコード
からサントラ盤『機動戦士ガンダム III アムロよ…』が発売されており、
レコード2枚にドラマ部分(とそれまでのサントラに収録されなかったBGM)が
収録されている。これは単にテレビ版のうち何話かを抜粋して、その音声のみ
収録したに過ぎない作品であるが、当時はビデオなどの映像媒体がほとんど
普及していなかったため、このような手法がよくとられた。
1991年にCDとして再販されたが、現在は入手困難となっている。1、2、9、10、
19、21、24、34、36、38、41、42、43話から抜粋して収録されている。


小説

アニメ作品の総監督・富野喜幸(現・富野由悠季)によって、アニメ作品の
物語を元により高年齢層向けの物語として小説版が執筆され、朝日ソノラマから
出版された。
話が進むに従い、アニメ作品とは全く異なる展開をするため、『機動戦士
Ζガンダム』など後発の作品とは相容れない内容となっている。
後に角川書店の角川文庫に版元が変更され、角川スニーカー文庫の独立後は
同文庫より発売されている。通常、単に小説版といえばこの作品を指す。

また、外伝として富野により『密会 アムロとララァ』も執筆されたが、
こちらはアニメ作品の内容に沿った形で製作されている。
当初は角川mini文庫で全2巻として発売されていたが、後に角川スニーカー
文庫から全1巻で発売されるようになった。

なお、中根真明によって執筆された小説版も朝日ソノラマから発売されて
いたが、こちらはアニメ作品とほぼ同じ内容となっている。
2005年現在は絶版である。


漫画

本作が放映された1979年当時、秋田書店発行の少年向け漫画雑誌「冒険王」
にて本作の漫画が岡崎優により連載された。アニメが月に約4回、30分ずつ
進行する事にあわせて、ページ数が限られている中で漫画を月1回連載、
かつ、同時進行し続けなければならず、また、原作がある程度青年層向けを
意図して制作されているのに対して、「冒険王」は少年漫画雑誌であったため、
原作とはかなりの部分で改変が行われていた。(本作は連載半ばで打ち切りと
なっている)。

1992年には、原作をリメイクした近藤和久による漫画がバンダイ出版発行の
漫画雑誌「サイバーコミックス」にて『機動戦士ガンダム0079』という題にて
連載された。
その後、メディアワークス発行の漫画雑誌「MS・SAGA」、「電撃大王」と
連載誌を変えながら、足掛け10年以上の長期連載が行われていたが、2005年に
完結した。

2002年からは、アニメ作品の主要スタッフでキャラクターデザインなどを
手がけた安彦良和が『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を、この作品のために
創刊された角川書店発行の漫画雑誌「月刊ガンダムエース」にて連載している。
ストーリーの一部や細かな設定が見直され、アニメ作品から大きく変更された
部分も多い。

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ウィキペディア「機動戦士ガンダム」より

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